皆様、こんにちは。貴志まさみです。
先日の令和6年9月6日(金)に開催された「命・輝く神戸コンサート」についてのRoseDiaryをお送りいたしますね。
このコンサートは、まさに時代を超えた音楽の祭典となりました。出演者もお客様も素晴らしいパワーに溢れ、会場全体が熱気に包まれていました。普段はなかなか味わえない昭和の演歌の世界に浸りつつ、同時に新しい感動も生まれる、そんな特別な時間となりました。
特に、近松門左衛門の心中物語から、私が歌わせていただいた「曽根崎の露」が大好評だったことを、心から嬉しく思います。古典文学の世界を音楽で表現することの難しさと喜びを、改めて感じることができました。
また、やなせたかしさん作詞の「白い街」も、皆様に大変ご好評いただき、感激しております。やなせさんの温かな詞の世界を、少しでも皆様の心に届けることができていたら幸いです。
元タカラジェンヌの風さんとの出会いも、忘れられない思い出となりました。そして、宮地おさむさんも81歳で現役とお聞きし、改めて音楽の持つ力、そしてアーティストとしての情熱を感じずにはいられませんでした。風さんも宮地さんも、その年齢を感じさせない素晴らしいパフォーマンスに、心から感銘を受けました。
このコンサートを通じて、音楽には年齢も時代も超える力があることを、身をもって体験いたしました。昭和の名曲から現代の楽曲まで、様々な音楽が一つになって会場を包み込む。そんな贅沢な時間を皆様と共有できたことを、心から感謝しております。
最後になりましたが、ご来場くださった皆様、共演者の皆様、そしてスタッフの皆様に心からお礼申し上げます。皆様の温かい拍手と声援が、私たちアーティストにとって何よりの励みとなります。
これからも、時代を超えて心に響く音楽をお届けできるよう、精進してまいります。次回のコンサートでまたお会いできることを、心より楽しみにしております。
貴志まさみ